決してマネしないでください。・第5話 [決してマネしないでください。]
「飯島さんが ぼくに(抱きつくなんて)あんなことを・・・。まさか、あれは仮想現実? 新手のVR技術か。きっとそうだ。ぼくの思いが進展するより、ぼくの知らないうちに科学が飛躍的に進歩するほうが、可能性が高いと断言できる」
「結果より、過程を大事にしたほうが、自信はつくな。結果は水ものだが、努力したという事実は確かだろ。揺らいだときには、揺らがないものを思い出せ」
「思ってたほどプラスじゃなかったってだけで、マイナスに考えることないでしょ。(中略) あせって悪循環に はまるのが(恋愛)初心者の陥りやすい落とし穴だから」
「発明と言えば、多くのひとが突然ひらめくようなイメージを持っているかもしれませんが、(中略) 実際は、水の入ったコップに氷を加えていき、それが こぼれたところが発明、というイメージのほうが近いかもしれないね。コンピューターにおいては、コンピューターのアイディアというコップを、アラン・チューリングが用意して、その中に様々な技術が蓄積されていき、次に なにか入れたら水があふれる・・・そんなときに、最後の一個を入れたノイマンがいた。そんなふうに考えたら、自分にだって、なにか とんでもないことが できるかもしれない、そうは思いませんか」
NHK/2019年11月23日放送
【脚本】土屋亮一/【原作】蛇蔵
引き抜き屋 ~ヘッドハンターの流儀~・第2話 [引き抜き屋]
「ただのイエスマンでも、その存在が精神安定剤になって社長業にプラスになるなら、(会社としては雇う)意味が充分あるのよ」
「イメージとか、ひとの噂とか、それだけで さも自分が知ってるようなことを言うひともいる」
WOWOW/2019年11月23日放送
【脚本】渡辺千穂/【原作】雫井脩介
Wの悲劇(リバイバルドラマ) [単発]
「くだらないね、結婚も、きみの母親も。自分という軸のない、みじめな女じゃないか。愛してると言ったら、頭から信じてホイホイついてきたよ。悲劇だね。不幸になると、女は知性さえも喪失してしまう」
「わたしたちはずっと、お互いがお互いを守っているつもりでした。でも、本当はただ もたれ合いながら、生きてきただけなのかもしれません」
NHK BSプレミアム/2019年11月23日放送
【脚本】池田奈津子/【原作】夏樹静子