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大岡越前5・第7話(最終回) [大岡越前]

「一口に罪といっても、犯す者の心根はひとそれぞれ。許されざる罪もあれば、心を入れ替え、もう一度 やり直すよう背中を押してやるべき罪もある。それぞれ見合うようにと思うものの、御定法じょうほうに染まぬ裁きをするわけにもゆかぬ」



「御定法というのは、いつ、誰が作ったのですか。御定法が父上のお裁きに合わないのなら、そっちを変えれば よいのではありませんか。だって、神様や仏様が決めたことではないのでしょう」



「いまある その者のまことの姿を、奉行がしかと見極めねば・・・。罪を憎んで、ひとを憎まず。許されることで立ち直り、そののちの生きる望みを得る者もありましょう。伊生いのう殿は忠実に法度にしたがっておられる。しかし、その一方で、疑わしきに過ぎぬ者を罪人と断じたり、また許されてしかるべき者を裁き、内心、忸怩じくじたる思いを抱かれたことはござらぬか。いまの法度に沿う限り、奉行は常にその危うさを飲み込んで白洲に向かわねばならぬ。果たして、本当にそれでよいものかどうか」



「法度改め、結構なことではないか。定法なくして、民を律することはできぬ。さりとて、定法に微塵の誤りがないとは言い切れぬ。世の移ろいにしたがい、法度も変わる。折々に見直し、手を入れることがあってしかるべき」


NHK BSプレミアム/2020年2月21日放送
【脚本】
いずみ玲
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科捜研の女 SEASON19・第31話 [科捜研の女]

「警察は犯人を、若者は理想を、哲学者は真実を追い求める。それが存在の意義というものだ」



「生きとし生けるものは、われわれが見ているのとは違う、もうひとつの色彩を隠し持ってるんだ。それを教えてくれるのが草木染めだと、彼は言っていたよ」


テレビ朝日/2020年2月20日放送
【脚本】
岩下悠子
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DASADA・第6話 [DASADA]

「大した事やってないのに、誇らしそうにして。好きなことやってんのが、そんなにエライの? タピオカ売ったら流行店気取り。ちょっと雑誌に載ったら芸能人気取り。友達に服を売りつけてブランド気取り。原価率と実働時間、計算したら絶対 赤字のくせにさ、それで商売の才能がある? 笑わせるよね。割を食うのは、それを支える家族、教室の隅に追いやられる陰キャなの」



「流行を追ってると、ダサイとか言われちゃうかもしれないけど、実際 追ってると “楽しいワイ” だよ。ほかのひとなんて気にしないでさ、追ったもん勝ち、騒いだもん勝ちじゃない?」



「わかった、許す。謝りたくないけど、悪いと思ってるんでしょ。なら、オッケー、オッケー」


日本テレビ/2020年2月19日深夜放送
【脚本】
吉田恵里香/【原作】秋元康
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僕はどこから・第7話 [僕はどこから]

「どういう生き方でもいいよ。死に方を考えるよりマシだ」


テレビ東京/2020年2月19日深夜放送
【脚本】
高橋泉/【原作】市川マサ
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