クロステイル ~探偵教室~・第2話 [クロステイル]
「盗聴・盗撮調査において、依頼者がいちばん望むことは、発信器を見つけて、取り外すことじゃない。誰が そんなことをしたかを突き止めて、再犯を防止し、安心すること。だから、発信機器を見つけても、相手にそのことを悟られないように、あえて そのままにし、周囲を警戒して受信者を突き止める――。それが、依頼者にとって最良の結果よ。得意げになって
機材を取り外した あなたたちは、依頼者のことを なにも考えていない証拠。探偵失格」
「あたしが これまでに受けた1000件以上の盗聴・盗撮調査において、実際に発信器が発見されたのは何件だと思う? 2件よ。依頼者のほとんどが、思い過ごし、思い込みなの。盗聴・盗撮調査において いちばん難しいのは、発信器を見つけることなんかじゃない。強い強迫観念を抱いた依頼者に、なにもないことを、いかに納得させるかよ」
フジテレビ/2022年4月16日放送
【脚本】八津弘幸/【原作】八津弘幸
今どきの若いモンは・第2話 [今どきの若いモンは]
「ここには様々な大学を出た新人がいますが、共通点がひとつ――。全員、お荷物。なにもできない新人だということです」
「望んでサラリーマンになる人間など、ひとりも いないのです。みなさんの幼いころの夢は なんでしたか。スポーツ選手、歌手、マンガ家、ゲームクリエイター、芸能人・・・。(サラリーマンなんかではなく)もっと華やかなこと、好きなことをして、生きていきたかったはずだ。違いますか。しかし、残念ながら、みなさんは なんの才覚もなく、夢を見る度胸も、挑む勇気もなく、平凡に のうのうと生きてきた。だから、いま ここにいるんです。なにも できないことを自覚しなさい。そして、誰にでも できることを、怠けずにやりなさい。そうすれば、いい大学を出ていなくても、なにひとつ得意なことがなくても、お金をもらえます。サラリーマンというプロになれます」
「新入社員にも、石沢さんや風間さんのような天才は いるかもしれない。しかし、大半は わたしのような凡人だ。そして、会社は多くの凡人に支えられている。天才には、凡人の育て方など わからない。立派な凡人を育てるのは、わたしの仕事なのだ」
WOWOW/2022年4月16日放送
【脚本】アベラヒデノブ/【原作】吉谷光平
私(あたい)のエレガンス・第3話 [私のエレガンス]
雪国 -SNOW COUNTRY- [単発]
「なんとなく好きで、そのときは『好きだ』とも言わなかったひとのほうが、いつまでも懐かしいのね。忘れないのね」
「駒子の言葉はいつも謎かけのようだった。問われたことに、ろくに答えない代わりに、少しずつ手掛かりを残す」
「貧乏はイヤだ。お金のために生きなくては ならなくなる」
NHK BSプレミアム/2022年4月16日放送
【脚本】藤本有紀/【原作】川端康成
ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ・「新たなる試練」(ウルトラマン クロニクルD) [配信]
「そうやって、おまえたちは片方の局面からしか物事を見ない。この世界には、悪も正義もないというのに・・・」
テレビ東京/2022年4月16日放送(2019年9~12月にYouTubeで配信された全13話の分割放送)
【脚本】足木淳一郎
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
鎧勇騎 月兎・第28話 [鎧勇騎 月兎]
「わたくしも天邪鬼です。ひとの言うことに、いちいち逆らうという性に、いちいち逆らうことによって、一周 回って、わたくしは ひとのために頑張れるようになったのです」
TOKYO MX2/2022年4月16日放送
【脚本】篠原明夫/【原作】木川泰宏
先生のおとりよせ・第2話 [先生のおとりよせ]
「ひとは誰しもが、時間の下僕。些末なことに、時を浪費していては、それぞれの作業に影響し、コラボ作品のクオリティも失墜する。(中略) お互いプロ同士だ。合理性と作家性を尊重し合う意味でも、分業以外に選択肢はない」
「ああ、この鼻腔を心地よく くすぐる、悩ましいほど甘美な香り。甘い誘惑が、わたしを調教する」
テレビ東京/2022年4月16日深夜放送
【脚本】谷口純一郎/【原作】中村明日美子
ねこ物件・第2話 [ねこ物件]
「猫って、トイレ終わったあと、急に走ったり、元気になったりしますよね。あれ、可愛いなって思います」
「一緒に住むのは、一緒のことをすることではないと、気づきました」
tvk/2022年4月15日放送
【脚本】綾部真弥
ヒル Season 2・第1話 [ヒル]
「モラルとか、そんなもん、もう役に立たないことは わかったろ。ワガママでも、卑怯でも、守りたいもの守らないと、誰かに奪われるよ。死にたくないなら、自分で奪え」
WOWOW/2022年4月15日放送
【脚本】掛須夏美/【原作】今井大輔
インビジブル・第1話 [インビジブル]
「命の重さっていうのは、『失ってから初めて気づく』じゃ、遅えんだよ」
「この手に手錠をかけるか、それとも笑顔で握手をするか、どっちが得か、よーく考えて」
TBS/2022年4月15日放送
【脚本】いずみ吉紘
探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り・第1話 [探偵が早すぎる]
「ひとを思いやるということは、相手の状況を自分の身に置きかえて考えるのではなく、相手の立場に立って考えるということです。自分がして欲しいことと、相手がして欲しいことが、同じとは限りません。最も大事なのは『あのひとは こうして欲しいと考えているだろうな』と、考えることです」
「自分で決めたことに嫌気がさしたとき、環境やひとのせいにする人間は成長しません。問題はいつも自分の中にあると、心がけるべきです」
日本テレビ/2022年4月14日放送
【脚本】宇田学/【原作】井上真偽
注)1段目:実際の台詞は 「ひとを思いやるということとは」 でしたが、こちらの判断で 「ことは」 に変更しました。
注)2段目:実際の台詞は 「自分で決めたことに、嫌気がさしたときに」 でしたが、こちらの判断で 「に」 の連続を削除しました。
ソロ活女子のススメ2・第2話 [ソロ活女子のススメ]
「ソロ活あるあるだ。一見、独りで参加するのはハードルが高そうなものほど、そこにいるひとは意外に温かく受け入れてくれることが多い」
「サバゲーって、チーム戦じゃん。脇役なんか、いないんだよ。みんなが主役なの。ほら、女優とか、プロのスポーツ選手でもない限り、大人になって自分が主役になることなんて、ないじゃん。だったら、主役を楽しまないと。サバゲーって、足の速さも関係ない、腕力も関係ない、ボール扱いもない、誰もが主役になれるスポーツなんだよ」
テレビ東京/2022年4月13日深夜放送
【脚本】及川博則/【原案】朝井麻由美
メンタル強め美女白川さん・第2話 [メンタル強め美女白川さん]
「思いやりは、生きていく上で絶対 必須なハッピーアイテム。自分がされて うれしいことは、ひとにもしたい」
「キレイですね――なんて、他人に評価を下してるってことに、なっちゃってんじゃないの?」
「わたしは あなたのキレイな お肌が好き。優しい心が好き。好きって気持ちは、評価じゃない」
テレビ東京/2022年4月13日深夜放送
【脚本】下田悠子/【原作】獅子
ナンバMG5・第1話 [ナンバMG5]
悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~・第1話 [悪女(わる)]
「(会社に)骨をうずめる? 昭和じゃあるまいし。骨なんか うずめなくたって、あなたは もう死んだも同然。ここはね、クビを切るに切れない人間が捨てられる『オウミ』の姥捨山なの。あなたは最初から そういう部署に配属された。なんにも期待されてないってこと」
「2020年入社のわたしたちは、別名『コロナ年 入社組』――。入社して最初の3か月は、家で研修動画を見てただけ。先輩の顔も覚えられない。覚えてもらえない。仕事を教えてもらうこともなければ、質問することもできず、 ほめてもらうこともなければ、怒られることもない。(中略) 世代ガチャなら、完全なハズレ組。うちの会社では『使えないコロナ年 入社組』とレッテルを貼られている。普通に戻ったら仕事も楽しくなる――そう思ってたけど、3年目という肩書のくせに、経験値は新入社員と変わらないいま、出社がツラい」
「本当に上質なものと、見栄えだけの安物が、同時に あふれ返るのがネットの大海原だ。そんなとこで無条件に比べられるのはイヤだ」
日本テレビ/2022年4月13日放送
【脚本】後藤法子、松島瑠璃子/【原作】深見じゅん
明日、私は誰かのカノジョ・第1話 [明日、私は誰かのカノジョ]
「一度でも満たされてしまったら、同じものじゃ満足できなくなる――。幸福は麻薬なんだよ」
「冗談を免罪符にして、なにを言ってもいいわけじゃない。あとから謝るくらいだったら、なんで ひとを傷つけるようなことを言うの? ひとをおとしめて、一時的にでも自分が優位に立って、偉くなったつもり?」
TBS/2022年4月12日深夜放送
【脚本】三浦希紗/【原作】をのひなお
村井の恋・第2話 [村井の恋]
「この世は性的嗜好の殴り合い――。いまこそ、ぶちかましてやるんですよ、村井さん」
「現実に存在しないひとが好きで・・・それに そっくりなひとが現れて、実際に。で、『あなたのことが好きです』って言われたとしたら、どうします?」
「そりゃあ、うれしいよね。(中略) でも、傷つけちゃうよね。オレが見てるのは、その子じゃないんだもん」
「あんたが誰を好きでも知ったこっちゃねえが、本気の村井を無視する理由には ならねえ」
TBS/2022年4月12日深夜放送
【脚本】喜安浩平/【原作】島順太