左ききのエレン・第10話(最終回) [左ききのエレン]
「表現は、ゼロか100だ。完璧じゃなきゃ、ゴミなんだ」
「完璧ではダメなんです。(中略) だって、オレたちはみんな完璧なんかじゃない。クソみたいな現実につかまって、いつまで経っても理想になんか なれなくて、それでも、ボロボロになっても、みんな必死にもがいてるんです。だから・・・だから、天才なんかじゃない、何者でもない みんなに届くものを作らなきゃいけないんです」
TBS/2019年12月24日深夜放送
【脚本】守口悠介/【原作】かっぴー
寝ないの?小山内三兄弟・第11話(最終回) [小山内三兄弟]
シャーロック アントールドストーリーズ・特別編 [シャーロック]
ブスが恋しちゃダメなのかよ!?・第4話(最終回) [ブスが恋しちゃダメなのかよ!?]
「オレも一時期、夢中になれるもの欲しくて、ダンスに夢中になってるフリしてたんだ。やめたけどね、夢中になってるフリだから。なんかカッコいいじゃん、そういうのって。女子ウケいいし」
「なかなか見つからないよ、そういう(夢中になれるも)の。でも、それもいいかなって思ったんだよね。いつか見つかるかもしれないし、見つからないかもしれないけど、いまかな、これかなって、日々 探すのも、らしくていいかなって」
TOKYO MX2/2019年12月22日深夜放送
【脚本】田島千絵
蝶の力学 殺人分析班・第6話(最終回) [殺人分析班シリーズ]
「サイコパスは、反論や否定するひとに ひどく反発する。説得もまったくきかない。あくまで賛同してあげることが、いちばん相手との距離を縮める――。FBIのマニュアル通りね」
WOWOW/2019年12月22日放送
【脚本】穴吹一朗/【原作】麻見和史
歪んだ波紋・第8話(最終回) [歪んだ波紋]
「ひとの思考なんて、技術革新で簡単に変わるだろ。『アラブの春』が起こったとき、SNSで政権交代ができるなんて誰も信じてなかった」
「記者は自分を信じるんじゃない。自分を疑うことから はじまるんだ」
「オレたちの目的は第四権力の消滅だ。(マスメディアの)次の権力がやってきてる。ネット社会――。個人による情報発信と監視だよ。正しさよりも面白さ。ひとの役より、自分の役に立つ情報がすべてを支配する。オレたちは、そんなネットメディアすらも壊したいんだ。そうして、初めて情報はフリーになる」
「見てみろよ、階級社会になっちまったこの世界を。一度 落ちた人間は、二度と救われないのが、いまの日本なんだ。こんな仕組みに成り下がった社会なんてな、壊れていいんだ。壊さなきゃいけないんだ」
「情報の広がり方が、きちんとした波紋を描いていた時代は、完全に終わったのだ。いまのメディアは、まるで戦場そのものだ。しかも、本当の敵が見えない。誰が誰を撃っているのか わからない戦場――。インターネットが土台となった世界では、市民の振る舞いが、ときにはジャーナリスト以上に社会に大きな影響を与える場合がある。そこでは嘘が真実となり、ときには誤報が生まれ、また、無邪気な欲望がフェイクニュースを生み出す。その勢いは止まらないだろう。しかし、そんな誤報にも負けないひとがいる。寛容な心で隣人に歩み寄り、日々の生活を愛し、より良いものにしていこうとする人々だ。彼らは自分のことよりも、まず他人のことを考える。罰するよりも、許すことを選択する。ジャーナリズムは本来、彼らのような市民のためにあるはずなのだ」
NHK BSプレミアム/2019年12月22日放送
【脚本】向井康介/【原作】塩田武士
悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~・第3話 [悪魔の弁護人・御子柴礼司]
「司法試験に人格は関係ない。だから、あんたのような金の亡者も弁護士になれたんだろ」
「日ごろから暴力(を振るうこと)には慣れてるようだが、ひとを殺したことはあるのか? ナイフが体内に沈んでいく あの感触。力いっぱい締めた首の呼吸が止まる気配。相手の目がだんだんガラス玉に変化していく あの光景――。おまえには無理だ。躊躇があるやつには、どうしたって ひとは殺せない。経験者だから教えてやるよ。ひとを殺すときには、すでに なんの迷いもない」
「罪を犯したひとは、前を向いて生きちゃダメなのかな。過ちは一生 糾弾されなくちゃならないのかな」
「どんな理由があろうとも、罪には罰があるのが当然ですよね。でも、あそこ(医療少年院)は罰を与える場所ではないそうね。あたし、思うの。罰を受けずに更生する人間なんて いるのかしら。そんな虫のいい話・・・。だったら、被害者は報われないじゃないですか」
「被告人が自供している状況で、戦術上の理由から(弁護人が)無罪を主張することは、法廷を愚弄してる」
フジテレビ/2019年12月21日放送
【脚本】戸田彬弘/【原作】中山七里
おっさんずラブ -in the sky-・第8話(最終回) [おっさんずラブ]
「ひとを好きになった自分を否定してんじゃねえよ。誰かを愛するってことは、素晴らしいことなんじゃねえのかよ。(中略) そんなことで苦しがっていたらな、ワシはとっくに死んでおるわ」
テレビ朝日/2019年12月21日放送
【脚本】徳尾浩司
みをつくし料理帖スペシャル・後編 「桜の宴」 [みをつくし料理帖]
「申し訳ありませんが、澪さんの苦しみを和らげる薬はありません。澪さんが自分で治すよりほかないのです・・・澪さんが、澪さんの選んだ道を進むことでしか」
「欲がない輩ほど、扱いにくいものは ないからな」
「いつか(野江ちゃんと)顔を合わせられる日がくるなら、胸を張って、目を見て話がしたい。楼主様に頼り切って稼いだお金で、身請けをしたり、天満一兆庵を立て直したのでは、わたしは うつむくことしかできません」
NHK/2019年12月21日放送
【脚本】藤本有紀/【原作】髙田郁
ウルトラマンタイガ・第25話(最終回) [ウルトラマンタイガ]
「(宇宙人を追放しろと声を上げる)これが地球人だ。ウルトラマンも宇宙人だろ・・・おまえたちが迫害してきたな。怪獣やヴィランから自分たちを守ってくれる存在は特別扱い――」
テレビ東京/2019年12月21日放送
【脚本】林壮太郎
特命おばさん検事!花村絢乃の事件ファイルスペシャル6 [単発]
「嘘じゃない本当の言葉は、必ず信じてもらえるものだよ」
「(起訴を)急いでは、真実が見えてこないんですよ。もう少しだけ調べさせてください」
「真実が誰の利益にもならなかったとしても、どんな悲しいことであったとしても、われわれ検察官は それを追い求め、受け止めなければならない」
テレビ東京/2019年12月20日放送
【脚本】深沢正樹
ミス・ジコチョー ~天才・天ノ教授の調査ファイル~・第10話(最終回) [ミス・ジコチョー]
「交通事故は絶対になくならない。100年も続いたSHIMIZU自動車が、一度の失敗もないなんてあり得ない。ただ失敗から目をそむけて、ごまかしてきただけ。そんな見せかけの安全神話は、もうここで終わらせる」
「自動車業界は新規参入が難しいと言われています。それは なぜか わかりますよね。自動車は その時代 時代の最先端技術の結晶です。長年の研究開発と、たくさんの失敗を積み重ねて、いまがあるんです。SHIMIZU自動車も以前はそうだったはずです。だからこそ、ここまで大きくなった。でも、あなたは そのかけがえのない失敗を、私利私欲のために握りつぶした。たしかに、あなたは失敗なんかしていない。わかっていてリコールを隠した――。それは失敗じゃなく、ただの犯罪よ」
「おばちゃん、サンタさん?」
「サンタさんでもないし、おばちゃんでもないわよ」
NHK/2019年12月20日放送
【脚本】八津弘幸
赤ひげ2・第8話(最終回) [赤ひげ]
「金など、どうとでもなる・・・自分の命と大切なひとがいればな」
「おまえの病は治る。おまえが あきらめなければ、わしら(医者)も あきらめない」
NHK BSプレミアム/2019年12月20日放送
【脚本】尾崎将也/【原作】山本周五郎
科捜研の女 SEASON19・第25話 [科捜研の女]
「ひとは誰でも過ちを犯す。大切なのは、その後 どう生きるかだ。過ちを反省し、自らの方法で償おうとしたひとがいた。過ちを反省しきれず、仲間のせいにして殺されたひとがいた。そして、あなたは過ちを金に換え、さらに過ちを重ねた。この中に、正しい生き方があったのかどうか、それを考える時間だけは、あなたには充分にある」
テレビ朝日/2019年12月19日放送
【脚本】櫻井武晴
貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-・第4話
「中途半端な気持ちで挑むのは、一生懸命やっている仲間にも失礼です。勝てるものも、勝てなくなる。身を引くのも、チームプレーのひとつです」
「オレはきみたちが本当にうらやましいんだ。だって、オレは鏡ごしでしか、オレの顔を見られないんだから」
「ホストの目は、愛を伝えるためにあるものだ。ファミリーを疑うためじゃないぞ。ほかの誰かに疑われたとしても、最後まで信じてやるのがファミリーってもんだろ」
「ホストなんて生き方は大っ嫌いだ。でも、その道でトップを目指すおまえは嫌いじゃなかった。そんな汚い手を使って、客に迷惑をかけて、それでもホストって言えんのか、おまえ。おまえの目指したホストの世界ってのは、そんなクソみてえな世界なのかよ」
日本テレビ/2019年12月18日深夜放送
【脚本】神田優/【脚本協力】三田卓人