セレブ男子は手に負えません・第7話 [セレブ男子は手に負えません]
「優しさって、難しいよね。武器になるようで、ならないことも多いんだよな。もし ぼくが優しいのなら、そのせいで いままで いろんな幸せを逃してきたのかもしれない。自分のことだけを考えられたら、ぼくは もっとラクだった」
テレビ朝日/2024年3月2日深夜放送
【脚本】岡田真理
おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!・第9話 [おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!]
「どうして そうなの? 女の子のことを、体形で どうこう言ったり、すぐに『誰が好み?』とか・・・。好みって言われて、迷惑な子もいるかもだし、好みじゃないって言われた子は傷つくよ。だいたい、好みって、離れたところからパッと見て、わかった部分だけを判断する言葉だよね。仲良くなって、いろんなことを知ってみたら、違うところも見つかるはずなのに。そういう いろんな いいとこ 全部 無視して、自分から見てるところだけで ひとを判断するのって、ぼくはイヤだ」
「(あの子は)男前だよな。いや、男前って言葉はあれだな。男気があるっていうか・・・それもダメだな。うーん、なんか仕事っぷりを ほめるときに使ってきた言葉って、男だらけだな」
フジテレビ/2024年3月2日放送
【脚本】藤井清美/【原作】練馬ジム
訳アリ女ダイアリー [単発]
「このドラマ、さすがにベタすぎませんかね。自己肯定感 低めの女子が、ドSキャラの男に翻弄されながら恋に落ちるって、百万回 観たことある設定なんですけど。3年に1回ぐらい、こういうフォーマットのドラマ観るんですけど」
「あたしの名前は河野美知留、1998年生まれの25歳。Z世代っていう、数年前に流行語にも選ばれた世代なんだけど・・・上のひとたちが勝手にくくった名前であり、正直、おまえたち基準でこっちをZにするなよと、あまりピンとこないので、それを自分たちで名乗ったことはない」
「テレビ制作の現場はパワハラが日常茶飯事と うっすら聞いたこともあったが、そんなことは まったくなく、むしろ 嘘だろうというくらい 先輩たちから優しくされた。急激な時代の価値観の変化で、上のひとたちも どうしていいか わかっていない」
「(わたしの)脚本家デビュー作はベテランプロデューサー、手練れた監督、大手芸能事務所の要望に、ほとんど自分の意見を削ぎ落された残念な内容となってしまった。以降、当たり作品に恵まれず、もともとの弱気な性格も相まって、プロデューサーや監督の発言をまとめるだけの脚本家になってしまった」
TBS/2024年3月2日放送
【脚本】オークラ