SSブログ

ブラックガールズトーク・第6話 [ブラックガールズトーク]

「彼女や奥さんがいる男に、相談があるふりをして近づいて、自分に好意を向けさせる生き物。そして、円満なふたりの関係をぶち壊す生き物なの――それが『相談女』。(中略) いまから、わたしたちが言う台詞を言われたかどうかテストします。『最近、彼氏とうまくいってなくて・・・』『ほかに相談できるひとがいなくて・・・』『ふたりで話せませんか?』『こんなこと話せるの隼人はやとくんだけだよ』『奥さんが うらやましいなあ』『ほかのひとには言わないでくださいね』『隼人くんみたいなひとが彼氏だったらよかったな』――」



「これから どうなるか教えてあげようか。これ以上 相談女とつき合うとね・・・『いい加減にしてくれよ。彼女が頼れるのはオレしかいないんだ。わかってくれよ、あや』『わからないわよ。わかるわけないじゃない』『すまない。でも、おまえは強いから独りで大丈夫だよな』『え、そんなこと・・・』『でも、彼女を守れるのはオレだけなんだよ。だから、ごめんな、あや』『わかった。じゃあ、離婚しましょう』っていう、いつの間にか相談女に洗脳されて、脳みそバグって、痛い台詞の暴言 吐いて、離婚するの」



「ひとは愛に溺れるとね、みんなバカになるのよ」



「岡安さんはカワイイし、アドバイスも的確なのかもしれないけど、それは あなたに診断を求めてるひとにだけしてあげて。少なくとも、わたしには必要ないかな」


テレビ東京/2024年3月11日放送
【脚本】
岸本鮎佳/【原作】マキノマキ
※ 1段目は3名、2段目は2名による連続した台詞をつなげたものです
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

Sugar Sugar Honey・第6話 [Sugar Sugar Honey]

「(ケーキ屋を)はじめるのは誰でもできる。続けるのが いちばん難しいんだ・・・選ばれ続けることが。とくに、おまえみたいな自信家にはな」



「おとうさんとは仲悪いんですか」
「どこも、こんなもんだろ。縄張りにオスが2匹いるようなもんだからな」


TOKYO MX/2024年3月11日放送
【脚本】
髙橋幹子/【原作】鈴木有布子
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

君が心をくれたから・第10話 [君が心をくれたから]

「わたしが この雨を やませます。天との約束を破れば、わたしは月明かりにとけて、消えるんですよね。月が出るとき、きっと空は晴れるから」


フジテレビ/2024年3月11日放送
【脚本】
宇山佳佑
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

厨房のありす・第8話 [厨房のありす]

「金ちゃんってさ、キツイときでも、いつも笑ってんだよ。それで、いつの間にかホントに元気になってんの。すげえだろ。元気そうにするだけで、元気になることってあるんだよ」



「おでんは みんなの力を合わせて、おでんになるんです。拡散と言われる現象があります。加熱することで細胞膜の機能が低下し、野菜につゆの味が染み込みます。一方、つゆより うま味成分の濃度が高い 練り物類からは、つゆのほうに味が移動します。それがまた野菜などに染み込んで、絶妙な味を醸し出す――。みんなが みんなを おいしくし合う、それが おでんなんです。(中略) おでんと同じように、いろんなひとの力を借りてもいいという話です」


日本テレビ/2024年3月10日放送
【脚本】
野田慈伸/【脚本協力】玉田真也
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

舟を編む 〜私、辞書つくります〜・第4話 [舟を編む]

「辞書編集部として、わたしが果たすべき最大の役割は、先生と共に最高の辞書を作ることだと ひた走るあまり、もうひとつの大切な使命を失念しておりました。継承です。辞書編集部員をひとり育るには、辞書を一冊 作るのと同じ途方もない時間と手間がかかる」



「(俗用とは)本来の意味とは違う使われ方が広まり、そちらの意味のほうが一般的になった言葉の使われ方です。現代では『匠のこだわりの逸品』のように、良い意味での使われ方をすることが多いですが、本来『こだわり』とは『心が なにかに とらわれて、自由に考えることができない。気にしなくてもいいことを気にする。他人からの働きかけを拒む。難癖をつける』など、悪い意味を持つ言葉なんです。『大渡海だいとかい』では極力、誤用という言葉は使いたくないんです。ひとに使われることによって、形や役割を変えていく――。言葉というのは生き物ですから」



「(辞書に挿入する図版は、イラストより写真のほうがリアルに伝わると思われがちですが)そうとも限らないんです。そのものの特徴的な部分を誇張していていただくことによって、より実物に近いイメージが伝わりやすくなることが多々あります。それに、カッパの写真を撮るのは至難の業ですし、恐竜は全部 骨の写真になってしまいます」



「(亡くなった)お父様は こだわりを持たないことに、こだわられていたんではないでしょうか。辞書の図版は こだわりの強い方には お願いできません。われわれが求めているのは作家性より、そのものの本質を的確にける技術です。図版は辞書が改訂されても、その見出し語がなくならない限り、使われ続けることが ほとんどです。時代に合わせて修正することもありますが、そのときは(後継者の)あなたがいますので安心です。あなたと お父様の こだわりのない合作は、この先もずっと辞書の中に残り続けます」


NHK BS/2024年3月10日放送
【脚本】
蛭田直美/【原作】三浦しをん
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ